|
|

後遺障害
| 第1級(要介護) 4000万円 |
第2級(要介護) 3000万円 |
第1級 3000万円 |
第2級 2590万円 |
| 第3級 2219万円 |
第4級 1889万円 |
第5級 1574万円 |
第6級 1296万円 |
| 第7級 1051万円 |
第8級 819万円 |
第9級 616万円 |
第10級 461万円 |
| 第11級 331万円 |
第12級 224万円 |
第13級 139万円 |
第14級 75万円 |
<自賠責> 後遺障害等級別「支払い限度額」(逸失利益+慰謝料)
後遺障害が残った場合、症状固定後に後遺障害等級認定の申請を自賠責保険会社を通して
行います。症状固定とは症状が安定し、医学上一般に認められた治療を行っても、その治療
効果が期待できなくなった時で、担当医師が判断します。
ここでは主だった後遺障害と認定基準をご紹介します。(説明を判りやすくするため、実際使用
される用語を別の言い方で表現している箇所もあります。そのため、厳密な意味合いが違うこと
もありますのでご了承ください) ( 順次、追加予定です。)
事故により受傷した傷跡、或は手術痕が規定以上の大きさで残ってしまう後遺障害です。
「外貌(頭・顔・首)の醜状」、「上肢(腕)及び下肢(脚)の露出面の醜状」、
「日常露出しない部分(胸・腹・背中・おしり)の醜状」があります。
| 女性 | 男性 | |
| 外貌の著しい醜状 | 第7級 | 第12級 |
| 外貌の醜状 | 第12級 | 第14級 |
女性の方が上位の等級にランクされているのは
醜状によって受ける精神的苦痛の度合いや職種
の制約が男性よりも大きいという社会通念に
基づいています。
「外貌の著しい醜状」とは?
頭部では手のひら大以上の傷跡、又は頭蓋骨の手のひら大以上の欠損が残った場合です。
「手のひら」とは指を除いた部分を指し、被害者本人の手のひらの大きさと考えてください。
顔面部ではニワトリの卵の大きさ以上の傷跡、5cm以上の線状の傷跡、又は10円玉の大きさ
以上の窪みが残った場合で人とすれ違ったときその相手の注目を引いてしまうほどのものです。
首は手のひら大以上の傷跡が残った場合です。
「外貌の醜状」とは?
頭部ではニワトリの卵の大きさ以上の傷跡か頭蓋骨の欠損が残った場合です。
顔面部では10円玉の大きさ以上の傷跡、又は3cm以上の線状の傷が残った場合です。
ただし、3cm以上の傷であってもあまり目立たなければ、等級認定されないケースもありますし、
逆に3cmに満たない傷でも幅が広く、目立つ場合は認定され得ます。
首はニワトリの卵の大きさ以上の傷跡が残った場合です。
「上肢(腕)及び下肢(脚)の露出面の醜状」とは?
手のひらの大きさの傷跡が残った場合で第14級が認定されます。男女の別はありません。
又、手のひらよりもかなり大きな(3倍程度以上)傷跡の場合は12級として認定されます。
「日常露出しない部分(胸、腹、背中、おしり)の醜状」とは?
胸から腹にかけての部分、又は背中からおしりにかけての部分の2分の1以上に傷跡を
残した場合は第12級が、4分の1以上の場合は第14級がそれぞれ認定されます。
こちらも男女の別はありません。
<脊髄損傷による障害>
脊髄は、脳の最下部にある延髄の下に続いている、神経細胞と神経繊維の長い棒状の束で
脊柱の管の中にあり、全長は成人で約44cmあります。脊髄は脳と身体の部分とを結んで
信号を伝える役割を果たしており、強い外力によって脊柱が損傷した場合、脊髄も損傷する
ことが多いのです。そしてその損傷を受けた場所や程度によって、「手足等の運動障害・知覚
障害・腸管障害・尿路障害・生殖器障害」などが現れることがあり、その症状もいろいろです。
| 第1級(要介護) | 生命維持に必要な身の回りの処理について常に他人の介護を要するもの |
| 第2級(要介護) | 1級に近い状態だが常時介護の必要は無く、又、常に監視する必要もないが 必要に応じて随時介護を要するもの |
| 第3級 | 身の回りの処理についての動作は可能であるが、終身にわたり労務に 服することができないもの |
| 第5級 | 身体的能力が一般平均人以下に、特に明らかに低下しているもの |
| 第7級 | 肉体的労働能力が一般平均人以下に、明らかに低下しているもの |
| 第9級 | 一般的な労働能力はあるが、明らかな神経症状が残り、就労可能な職種の 範囲が相当な程度に制限を受けるもの |
| 第12級 | 通常労働には差し支えないが、医学的に証明し得る神経症状を残すもの |
| 第14級 | 医学的に明確な証明(画像や検査により)は得られないが、事故による衝撃の 程度、初診時における他覚的所見、症状経過等から見て、神経症状を残して いると推認することが合理的であると説明のつくもの |
*上記にはありませんが脊髄損傷による下半身完全麻痺は第1級です。
「労務」には家事や就学といったものも含まれます。
交通事故の代名詞とでもいうべき「むち打ち症」です。呼び名も頚椎捻挫、頚部挫傷、頚部外傷、
外傷性頚部症候群など様々で統一されていません。症状も様々で頚部の痛みや痺れ、頭痛、
腕の痛みや痺れ、めまい、吐き気、耳鳴りなど数えあげたらキリがないほどです。
むち打ち症発生のメカニズムは筋肉、筋膜の損傷であると臨床医は考えているようですが
詳細は未だに不明です。
| 12級13号 | 局部に頑固な神経症状を残すもの |
| 14級 9号 | 局部に神経症状を残すもの |
認定基準
「局部に」とありますが、これは局部的なものでなければならないということはありません。
頭痛やめまい、倦怠感など全身的なものでも医学的に証明でき得ればよいのです。
又、「頑固な」とありますがこれは、「持続的、継続的」という意味合いです。
第12級に該当するにはCT・MRIなどの画像や神経学的検査で医学的に証明可能で
なくてはなりません。
第14級は医学的に証明されないものであっても、受傷時の状態(激しく追突された等)とか、
治療の経過から、その自覚症状の訴えが説明のつくもので、故意に誇張した訴えではない等
と判断されるものが該当します。
<むち打ち損傷>
[椎間板ヘルニアと診断された場合]
受傷後のMRI検査で、頚椎あるいは腰椎椎間板ヘルニアと診断されることがあります。
椎間板の中にある髄核が後側方又は後方に脱出して、神経根や脊髄を圧迫することで
痛みやしびれなど種々の症状が出現するのが椎間板ヘルニアですが、年齢を重ねれば
誰しも椎間板の変性が起きます(40歳以下で25%、40歳以上で60%というデータも)。
自賠責保険では後方からの軽微な追突などの場合、事故との因果関係を否定的に判断
しますので、そのことは知っておいてください。
またヘルニア自体は既にあって、事故を契機として症状が発生したと考えることができます。
自賠責は否定するでしょうが、裁判で等級認定されたケースは多くあります。ただし、既往症
ということで、素因減額される可能性が高くなります。